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トワイライトコンサート終盤に 秋田市・大町パティオ

(雪国TODAY2018年9月号/全部810文字/写真3枚)

土曜の夜の街にkiriのパワフルな歌声が響いた。スウェーデンのポップグルーム・アバ(ABBA)の『ダンシングクイーン』。kiriの大好きな持ち歌だ。

秋田市在住の会社員、桐原知子さん。愛称はkiri。音楽教室で知り合った仲間6人と女性ボーカルグループ『グレイスフルシンガーズ』を結成した。

「アバなど1970年代のポップが大好き。どちらかと言えば力強い歌が私に合っている。マライヤ・キャリーもいい」。コンサートの終盤、歌い手とどこからともなく集まった音楽好きの人たちの一体感が会場を包んだ。

秋田市大町・パティオの中庭で6月9日にスタートした「トワイライトリレー
コンサート」。9月8日が今年度最後のステージとなる。

入場無料。どうやって運営してる?プログラムを手にとってみた。

――街がトワイライトに輝く頃、音楽を愛する人々がどこからともなく集まりだす。毎年恒例となり今年で18年目になります。

自由な精神と表現をパティオのオープンスペースを使って、ストリート感覚で観客と同じ目線に立って繰り広げます。そしてミュージシャン同士、互いに意識しながら熱い演奏でバトルする。

ミュージシャンにとっては音楽を通じた交流の場、そして住民が気軽にライブが楽しめる空間――

佐藤智司さん

桐原知子さん

「音楽で地域おこしをしたいと願っている。仙台の定禅寺ストリートジャズコンサートがお手本。ささやかに始まったトワイライトコンサートは80グループが参加するまでになった。ミュージシャンがここで腕を磨いている」とコンサート実行委の佐藤智司さん。

9月8日から始まる定禅寺ジャズコンサート。"トワイライト"で育ったグループも参加する。